腕時計用語辞典&豆知識まとめ|腕時計買取ならフリースタイル
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腕時計用語辞典
英数字
- C.O.S.C.
- スイス公式クロノメーター検定所の通称。本部はジュネーブ。
- ETA社
- 1856年創業、スウォッチ系列のムーブメント製造会社。 西ヨーロッパで製造されるムーブメント業界の中で、最も大きなシェアを持っている。 OMEGAも同社のムーブメントを使用している。
- GMT機能
- GMTは、Greenwich Mean Time(世界標準時間)の略。 世界標準時をはじめ、複数の時間帯を同時に表示できる機能。
- ISO規格
- スイス公式クロノメーター検定所の通称。本部はジュネーブ。
- NASA時計テスト
- アポロ計画で採用する公式クロノグラフを選ぶ為にNASAが実施したテスト。ロレックスなどの強豪を押さえ、選ばれたのはオメガの「スピードマスター」。
- PVD加工
- 物理蒸着法(Physical Vapour Deposition)の略。表面に薄膜を作ってコーティングする技術のこと。 従来のメッキや塗装よりも耐久性に優れている。
あ行
- アップアンドダウン表示
- 機械式時計の巻き上げたゼンマイの残りの稼働量・稼働時間を表示する機能のこと。
- アガキ
- ムーブメントの部品と部品の間に設定された微細な隙間のこと。
- アクリルガラス
- 透明性、空気の透過性が高い非晶質の合成樹脂で、メタクリル酸メチル樹脂による透明固体材のこと。 主に時計の風防に使用されている。比較的軟らかい素材なので傷が付きやすいが、空気の透過性が良いため風防がくもらない。
- アナログ
- 長針と短針、さらには秒針、クロノグラフタイプの小針などで時刻を表示する時計のこと。
- アラームウォッチ
- アラーム付きの時計。バルカンのクリケット、ルクルトのメモボックスが有名。
- アロー針(矢印針)
- 矢印の形状をした時計の針のこと。
- アンチショック(耐震装置)
- 天真(テンプの軸)をショックから守る装置。 受石を柔らかいバネで支えて弾力によってショックを吸収する。
- アンティークウォッチ
- 1960年代までに製造された時計のこと。 電池式のクォーツ時計が登場した1969年よりも前のものという解釈でもよい。
- インサイドベゼル
- 時計のインデックス外周に取り付けられるベゼルで、目盛が施されているもののこと。
- インダイヤル
- ダイヤル(文字板)の中に配置されている小さいダイヤル。クロノグラフの積算計や秒針等。
- インデックス
- 文字盤の上にある時や分を示す目盛りや数字のこと。
- インナーベゼル
- 時計のインデックス外周に取り付けられるベゼルで、目盛が施されているもののこと。
- ウォータープルーフ
- 水分や湿気などから、時計の内部を保護する機能のこと。防水。
- 受け石
- テンプや歯車の軸を上下から支える石で、内側には穴石が付けられる場合もある。 磨耗に強い人工ルビーが使われる。
- 裏スケ
- 裏蓋に透明なガラスなどの素材を使用することで、ムーブメントやローターの動きを見ることができる仕様のこと。 シースルーバック、トランスパレントバックとも。
- 永久カレンダー(パーペチュアルカレンダー)
- 月ごとによって違う日数や、うるう年の計算を自動的に行うカレンダー機能。
- エクステンションブレス
- 伸縮する金属ブレスのこと。コマとコマの間にバネがあり腕にフィットする。
- エコ・ドライブ
- CITIZENが開発した光を電気エネルギーに変換して動く時計。
- オイスターケース
- 無垢の金属をくり抜いている為、繋ぎ目が無く防水性が非常に高い。 イギリスのオイスター社が開発し、ロレックス社が採用した。
- オートマチック
- 腕を振る事によりゼンマイを巻く時計。ほっといても巻いてくれるわけではありません。
- オーバーホール
- 内部掃除。点検。メンテナンス。専門の業者さんにやってもらいましょう!
- オーバル
- 楕円形のデザインのこと。
- オープナー
- 腕時計のケースの裏蓋を開けるために使う道具のこと。
- オーリング
- 防水の為に、裏蓋とケースの間に挟みこまれる円形のゴムパッキン。
- 音叉時計
- テンプの振動ではなく、音叉の振動で調速する仕組みの時計。
か行
- カーベックス
- 手首の腕曲線にあわせてカーブしている、腕時計のケースのこと。
- カーボンファイバー
- 炭素繊維強化プラスチックのこと。軽量である上に強度にも優れている。 ロケットや航空機、F1パーツなどにも使用されている。
- 回転計算尺
- かけ算、割り算などの計算ができる、エンジニア向けの機能。
- 回転ベゼル
- 回転可能なベゼルのこと。
- 懐中時計
- 懐やポケット、カバンなどに入れ持ち運びする携帯用の時計。
- ガスケット
- リューズの防水性を高めるためのゴム製のパッキン。
- カボション
- リューズの先端に埋め込められている事が多い、半球型にカットされた宝石のこと。
- キネティック
- SEIKOが開発した、自動巻き時計の動力を利用し、充電するシステム。
- 逆回転防止ベゼル
- 潜水中にベゼルが回転することで潜水経過時間の読み間違いのないように、一方向にしか回らないベゼル。
- ギャランティ
- 時計の品質に対する保証・保証書。
- キャリバー
- ムーブメントの形式番号。「Cal」と記載したものが多い。
- 鏡面仕上げ
- 時計のケースやブレスレットが、鏡のように光の反射によって物を映すほどの艶に仕上げられた様のこと。
- クオーツ
- 水晶を振動子として使用している時計。振動数は3万強。機械式腕時計全盛の時代からは想像も出来ない正確さを打ち出した。
- クロノグラフ
- ストップウォッチ機能を搭載した時計。
- クロノマティック
- ホイヤー、ブライトリング、ビューレン=ハミルトンが開発した、世界初自動巻きクロノグラフのこと。
- クロノメーター
- スイス時計製造協会が行なっているムーブメントの規格。高精度という証明。
- 軍用時計
- 軍隊が正式に採用し公式に使用する時計のこと。 主に、裏蓋にミルスペックと呼ばれる刻印がされている。ミリタリーウォッチとも呼ばれる。
- 月差
- 1月の進み・遅れの度合い。「±15秒」などで表記します。
- 鋼玉
- 酸化アルミニウム(Al2O3)の結晶からなる鉱物のこと。
- コブラ針
- コブラの頭の様な形状をした時計の針の事。
- コンパスウオッチ
- 方位磁針コンパス付きの2層式の時計。
さ行
- サファイアガラス
- 人工的に作られたサファイア製の、天然のものと同等の硬さをもつガラスの事。主に風防に使われています。
- 三針時計
- 三針時計とは、時針、分針、秒針の三本の針を持つ時計のこと。
- シースルーバック
- 裏がスケルトンで中のムーブメントが見えるもの。
- ジュネバスタンプ
- ジュネーブ市による技術規格法24条にならった高精度であるという証明。クロノメーター規格より厳しい。
- 振動数
- 機械式時計においては、テンプが揺れる回数のこと。
- スイスメイド
- 製造、組み立て、検査までの全てをスイスで行われた時計。品質と信頼性の証。
- スクリューバック
- ねじ込み式の裏蓋のこと。防水性や気密性が高いのが特徴。
- ステンレススティール
- 時計の一般的な素材。強度と耐久性に優れる。
- スナッチバック
- はめ込み式裏蓋の事。圧力を加え押し込んで締める。
- スプリットセコンド
- 2本のクロノグラフ秒針によって、複数のラップタイムを計測できるクロノグラフ機能。
- スムーステンプ
- 機械式時計の心臓部分であるテンプに、チラネジやアジャストスクリューネジが付いていないもののこと。
- スモールセコンド
- ダイヤルの中央とは別に、独立して配置された秒針の事。
- ゼロ回帰
- クロノグラフの針をゼロ位置に戻すこと。
- センターセコンド
- 時計の中心についている秒針のこと。
- ゼンマイ
- 機械式時計の動力源で、香箱などに収められた特殊合金のバネのこと。
- ソーラーウォッチ
- 光からエネルギーを充電し動作する時計。
た行
- タイドグラフ
- 潮見表付きの時計。
- ダイバーズウォッチ
- 主に防水性に優れている、ISO又はJIS規格に準拠した時計。
- タキメーター
- ベゼル部分にある数値を利用し、速度を計測できるもの。
- チタン
- ステンレス・スティールよりも軽く、耐久性、耐熱性に優れた素材。
- チラネジ
- ムーブメントのテンプに装着されおり、テンプ自体のバランスをとる役割を持つネジのこと。
- デイデイト表示
- 日付と曜日を表示する機能の事。
- デイト表示
- 日付表示機能の事。
- デイナイトインジゲーター
- 時計のダイアルにある小窓から表示され、午前か午後を見分けることができるという機能のこと。
- デジタル
- 針を持たず、時刻を液晶部分に数字で表示する時計のこと。
- デジタル・アナログコンビネーション
- 長針と短針などでの時刻表示に加え、液晶部の数字による時刻表示などが可能な時計のこと。
- 手巻き時計
- リューズを手で回してゼンマイをまきあげて動作させる時計。
- デュアルタイム
- 2つの地域の時間を同時表示できる機能。海外出張などに便利♪
- テレメーター機能
- 光と音の速度差を利用して離れた二地点間の距離を計測できる機能。
- テンプ
- 機械式腕時計の心臓部。1秒間に5~10回転させる事で1秒を刻む。
- 電波時計
- 日本に2箇所ある送信所の「セシウム電波時計」から送信されている電波を受信して時間を合わせる時計。誤差は10万年1秒。
な行
- 中留
- メタルブレスや革バンドのワンタッチ式・開閉式の留め具のこと。
- 日常生活防水
- 3気圧防水(30m防水)。顔を洗う、雨に濡れる程度ならOK。水仕事はNG。
- 日差
- 1日の進み・遅れの度合い。「±5秒」などで表記します。
- ねじ込み式リュウズ
- 時計の防水性を高め、湿気などからムーブメントを保護するためにネジ式の構造になっており、 ねじ込んで出し入れするようになっているリュウズのこと。
- ネジ留め式裏蓋
- 複数のネジで固定して止める裏蓋の事。古典的手法。
は行
- バーゼルワールド
- スイスのバーゼルで毎年3、4月頃に1週間かけて行われる時計と宝飾の見本市。 日本では、CASIO、SEIKOなどが出展しています。
- パーぺチュアルカレンダー
- 時計を調整しなくても、主に、2・4・6・9・11月の末日の修正、 うるう年の調整などを自動的に行うカレンダー機構のこと。
- パッキン
- 水分が入りやすいリュウズ部分の防水性を高めるためのガスケットのこと。
- バックル
- ベルトを留める留め金部分。
- パルスメーター
- 脈拍数計測ができるもの。
- パワーリザーブ
- ゼンマイをフルに巻いた状態で動作する時間。
- パワーリザーブインジゲーター
- ゼンマイの巻き上げ残量を表示する機能。
- ヒゲゼンマイ
- リボンのような金属帯がきれいに巻かれているスプリング状のもの。テンプの振動の動力源となる重要な部分。
- 風防
- 文字盤を保護するために覆われた、ガラスやプラスティックの通称。
- フェイス
- 時計本体の内側部分の総称。
- フライバック
- クロノグラフ機能において、計測中にセットボタンを押すと、クロノグラフ針がゼロ位置に戻りリセットされ、止まることなく何度も連続的に計測を行うことができる機能のこと。
- ベゼル
- 風防を固定するための部品。
- ホイール
- 時計ムーブメントの歯車の総称。
- 歩度
- 時計の進み/遅れの度合い。1日あたりに換算したものを日差。1ヶ月あたりに換算したものを月差という。
ま行
- マニュファクチュール
- 自社一貫生産体制を持つ時計メーカーのこと。
- マリンクロノメーター
- 船舶において、緯度などの現在位置を割り出すために用いられる機械式時計のこと。
- ミニッツリピーター
- 音で時刻を知らせる機構のこと。低音と高音などの2~3種類の音で時刻を知らせる仕組みが多い。
- ミネラルクリスタル
- 時計の風防に用いられる素材の一種で、硬質強化ガラスのこと。 ガラスに熱処理や化学処理等の特殊加工が施してあり、硬くキズが付きにくく、透明度の高いガラスである。
- ミラー仕上げ
- 時計のケースやブレスレットが、鏡のように光の反射によって物を映すほどの艶に仕上げられた様のこと。
- ミリタリーウォッチ
- 軍用時計。MIL-SPECと言う軍の厳しい要求に準拠しなければならない。
- ミルスペック
- 政府認定軍が採用する品の仕様や性能についての規格のこと。 軍用時計では、裏蓋に見られる刻印のことをさす。
- ムーブメント
- 時計の針、文字盤、ケースを除く中身の機械部分のこと。
- ムーンフェイズ
- 文字盤上で月の満ち欠けを知ることが出来る機能。
- 無垢
- 純粋で混じりけのないこと。 腕時計では、金無垢など素材の純度を表わす時に用いる。
- 無反射コーティング
- 視認性を高めるため、風防に施されるコーティングのこと。 文字盤の反射を防ぐために用いられる。
- 文字盤(ダイヤル)
- 時計の顔部分。
- モノプッシュ
- 時計のクロノグラフ機能をスタート・ストップ・リセットするボタンのこと。
や行
- 夜光塗料
- 外から受ける光を中の蛍光体に吸収・蓄積して光を放つ蛍光塗料や、 ラジウムやトリチウムなどの光を吸収しなくても、塗料自体が発光する自発光塗料などのこと。
- 矢印針
- 矢印の形をしている時計の針のこと。アロー針、アローハンドともいう。
ら行
- ラグ
- ケースの上下についている、ケースとベルトを結合させる部分。
- ラトラパンテ
- クロノグラフの一種で、2本のクロノグラフ針(メインの秒針、独立した停止機能を備えた針)により、 ラップタイム(中間地点から次の地点までの経過時間)計測ができる機能のこと。 スプリットセコンドともいう。
- リストウォッチ
- 手首に装着するタイプの時計
- リダン
- 経年変化により劣化した時計のダイアルやインデックスを、補修したり書き換えたりして綺麗な状態にすること。
- リピーター
- 音で時刻を知らせる機能のこと。
- リファレンスナンバー
- メーカーがつけた時計本体の整理番号や製造番号のこと。
- リーフ針
- 柳の葉のような形をした時計の針のこと。
- リメークモデル
- 過去のモデルのデザインや設計図を元に、現代の技術で再現した時計のこと。「レプリカ」「復刻版」とも呼ばれる。
- リューズ(竜頭)
- 右側についている突起部分。主に時刻、日付あわせに使用する。
- ルグラン
- ロンジンが開発した世界で初の懐中時計式クロノグラフ。
- レーシングウォッチ
- タキメーターや、スプリットセコンドクロノグラフを搭載しており、カーレースに対応する時計のこと。
- レギュレーター
- 時、分、秒が別々に表示されている時計。又は時計師が時間調整のために使用する精度の高い時計。
- レジスター
- ダイアル(文字盤)内にある計機のこと。 秒を示すスモールセコンドや、クロノグラフ搭載機における30分または12時間積算計などが代表的。
- レトログラード
- 時計の秒針がダイアル上を円ではなく、扇型を描き、目盛の端に達した瞬間に基点にフライバックする機構のこと。
- ローター
- 自動巻きムーブメントで、ゼンマイを巻き上げるための動力を生み出す回転オモリのこと。
- 六姿勢
- 時計の姿勢差を計る際にとられる、時計の6つの姿勢のこと。 主に、ダイアルが上、裏蓋が上、12時位置が上、6時位置が上、9時位置が上、3時位置が上の6つの状態がある。
わ行
- ワールドギャランティーカード
- 時計メーカーが商品に対して発光している国際保証書。
- ワールドタイマー
- 世界各地の標準時間がわかる時計。